『ああ言えばこう喰う』等の著書や数々のインタビューなど大活躍である、阿川佐和子さんの講演を聴くチャンスがあった。 壇上に上がられた阿川さんはとても小柄で、彼女も実はテレビでは大きくみられるけれど小柄なんですとおっしゃっていました。ですので備え付けのテーブルの前でお話始められました。 阿川さんは、ご存知の通りまだ、一人をとおされているのですが、九十歳を超えるお父様の影響もあり、女は何もできないと言われて育ったそうです。ですので、どうせ2～3年でお嫁に行くのでは企業に迷惑をかけると、就職をせず、お嫁に行ってからも役に立つであろう、織物の勉強をしつつアルバイトをしたりしていたそうです。 アルバイト先の慶應幼稚舎の図書室のお仕事をしていた時に、そこの教諭をしていた、今のお坊さんである会長のご縁で講演会をする事になったそうです。 本当はご自身は話すのが苦手だというくらい、（そうではないと思いますが）時たま大きく脱線して大きく話が横道それるのも彼女の味だと思いながら、色々ととてもいいお話を聞かせて頂きました。