平出和也さんの撮影が素晴らしい
山への想いで、市毛良枝さんが登山の魅力にはまり、それを紹介するドキュメントをやっていました。登山の番組といったら、これまでもいくつもあって、その様子は、カメラさんも一緒に転んでしまったり、地上とは違う難しそうな様子が見て取れるような、登りなれていない方の撮影が一般的でした。
素敵な撮影
この放送では、カメラは雪山の表面から見上げてとっていたり、上空のようなところから登山者を撮っていたりと、「上手だな~」と思って観てました。風景と登山者さんを上手に織り交ぜ、雪解けの小川はすれすれの角度で撮っていたり、臨場感が伝わってくる撮り方に、この番組には上手な方がいるんだなあと思っていたところ。
登り進んで、目的地まで後少しという時に、雪深く、表面は積もったばかりのふわっとした雪なのに、その下には1.2m以上の空洞と水たまりという場所に遭遇し、ガイドはここでストップをかけてしまいました。そういう険しい登山の様子を写し登山の厳しさとロマンを上手に作っていた番組。残念と思っていた時、市毛さんもまた挑戦しますとあきらめ、次回の挑戦を語りました。その時、後方から「後は、自分たちで撮ってきましょうか?」という提案が。平出和也さんとその登山撮影クルーが目的の頂上までクルーだけで撮影してくる事になりました。
その時に初めて、「山岳カメラマン 平出和也さん」が紹介されていました。
山岳カメラマン!なるほど・・!撮り方上手だな~ってみていたけれど、超プロの方が撮っていたんですね!
山頂までクルーと登り、登頂で超小型ドローンを飛ばし、壮大な山岳風景をお届けしてくれました。