こんまりさんこと近藤麻理恵さんをご存知ですか
近藤麻理恵さんと聞いて、「ときめく人!」って知っている方も多いはず。
片づけの達人!として、「人生がときめく片づけの魔法」の本でも一躍有名になり、
アメリカの営業を与える人100選にも選ばれた、近藤麻理恵さん。
日本人で唯一選ばれたという彼女は、世界に影響を与えるまでに、何がそこまで魅了させたのでしょうか。
根底には現代病ともいえる深い問題と悩みが隠れている。
30年ほど前、日本で公開された、スピルバーグ監督の映画「E.T」。もう30年も経つんですね。当時の日本は、外交も盛んになってきて、洋物の音楽や映画が流行り、ヨーロッパ、アメリカの文化にかなりの関心が寄せられていました。E.Tは、宇宙から来て地球に取り残されてしまったところを、エリオットという少年に助けられるお話です。その映画の中で、E.Tをエリオットの家へ連れていくシーンがありました。
遠目からアメリカ風の家を写し、ゆっくりと中へ入って、部屋の中をスクロールして映し出すところに、少し時間を割いています。
当時日本人は、フランス人が服を10着しか持たない代わりに、いいものを持つというスタイルに近く、いいものを必要な分だけ買うというスタイルが当たり前で、無駄なものを買うような習慣はあまりなかったです。アメリカの家庭はどんな風に片づけておしゃれに生活しているのかなとドキドキしながらみました。
しかし、部屋の中にカメラが入っていくと、テーブルの上も棚の上も床までも、ものに溢れ・・・、その様子をカメラは映していました。
ひどい生活だな・・。
と軽いカルチャーショックだったのを記憶しています。
日本は30年後はアメリカの後追いをしているといわれていたけれど・・・。
あれから30年。大量生産大量消費社会のアメリカは、いまだそのスタイルは加速するばかり、日本も着々とアメリカの後追いをしてしまってますね。
日本は確実に、大量生産大量消費社会の副作用に溢れたものに悩まされてものと格闘している社会へと変わっていきました。
一つは、女性の社会進出も後押ししてしまいました。E.Tが公開されているころ、日本の専業主婦率は80%。日中家事・育児をしっかりやっていれば、OK!の時代でした。やりくりもお片付けも模範のような主婦は普通にたくさんいました。
ですから、下手なものは売れないし、無駄買いはしない代わり、必要なものは網羅されたいいものを好んで売れていたので、家の中も不要なものはなかったのではないかと思います。
それでは物が売れないスポンサー企業が
その上、家庭を取り仕切ってした主婦たちまでも働きに出るようになって、時間に追われる社会へとなっていくと、買い物は一瞬でも、それが積もりに積もると、家の中を圧迫するようになってきました!
必要なものだけを買う!
わかっていながら、日々メディアでは、新製品情報に溢れ、麻痺しているのが現代人なんでしょうね。
なかなか片付かない・・!
先進国の抱える大きな悩みでした!
一時期「断捨離」というものも流行りましたが、捨てるものを選ぶ事に対して、近藤麻理恵さんの手法は、ときめくものだけを残す!という画期的なものでした!
1.洋服
2.書籍
3.書類
4.小物
5.思い出品
という順番で、一か所に集め、一気にときめくものだけを一つ一つ手に取って分けていく!彼女は「祭り!」と呼んでいます。
私も彼女の登場と共に実践したとき、洋服を一か所に集め、どこにこんなに洋服があったんだろうと驚き、一つ一つものと会話しながらより分けていったら、
洋服だけで45リットル袋に3つも処分する服が合ったこと驚きました!
彼女の評判は瞬く間に世界を駆け巡り、時の人に!
彼女はご結婚されお子様にも恵まれ、益々のご活躍を期待しているところです!
そして、一気にお片付けを実行する、いわゆる「祭り」を実行すると、いつも思う事は、いい事が舞い込んできます!
風水は環境を整える術といわれるように、お片付けも開運の第一歩なような気がします!
最近ついていないな、いいことがないなと思っていた時は、どこかしら雑然としない箇所があります。
一気に「祭り!」を行って、運気をあげてみるといいかもしれません!